3D-OWL®では、3次元形状の情報をほぼ損なうことなく2次元化し、AIの学習時間や予測時間を大幅に低減できる、
『DepthMap』と呼ばれる技術を活用しています。以下にその詳細をご紹介いたします。
DepthMap とは?
特徴を表現する超軽量なDepthMap
3D-OWL®では、3次元形状を入力し、ソフトウェアの中で好きな画角や断面でDepthMapを何枚でも作成することができます。
特に意識して見たい一部の形状をピックアップすることや、斜め視点からの分割も可能です。そのため、設計意図を反映した表現で特徴を表現することができます。
解析結果に相関のある意匠図、断面図、部品図などを用いて、形状認識に適した構成にすることで、高い予測精度を得ることができます。
まとめると、このユニークなDepthMap技術を用いることで、大容量の3次元データを精度を保ちながら軽量な2次元の形式に落とし込むことができます。
例えば、数GBにもなるメッシュ情報を約1MBで表現することが可能です。これにより、メモリ使用量を大幅に削減でき、汎用PCでの計算が可能になるだけでなく、非常に高速な演算も実現できました。
おわりに
簡単ではありますが、DepthMap技術を用いることで非常に高速かつ軽量な学習と予測が可能である理由をご紹介いたしました。トヨタシステムズは、3D-OWL®を効果的にご利用いただけるよう全力でサポートいたします。ご質問やご相談はいつでもお待ちしておりますので、お気軽にお問い合わせください!
3D-OWL製品概要はこちら