技術者コラム

圧縮性と非圧縮性

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今回は、流体の物性についてお話をさせていただきます。 流体解析に限らずCAE解析を実施する場合、物性値は重要な要素です。 基本的に流体解析ではマッハ数が0.3より大きい流れの場合、圧縮性流体で解く必要があると言われています。 また、自然対流などの温度変化を伴う流体の動きを解析する場合も圧縮性が必要とされています。 それは、密度変化の影響が無視できなくなるからなのですが、その影響がどのように現れるかを比較することはあまりないかと思います。 今回、流速や温度の影響を考え圧縮性で解くか非圧縮性で解くかで現象がどのように異なるかを事例を紹介しつつ説明させていただきます。

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